大規模修繕工事と言えば、外装など見た目が触れるところです。
内装は人目につかないため大規模修繕工事とはいいにくかもしれません。
このことは人の価値観の違いの範疇ですから一概にはいえませんが、ここでは大規模となっているため外側に焦点を当ててみました。
まずこの工事でのよくあるのは色です。
10年以上も経過したものは色あせてきて、傷などが目立ってきます。
こうなると人目に付きやすくなり、家全体の評価が落ちてきます。
ですから外装は一番大切なのです。
逆な見方をすれば内装はよくなくても外装をしっかりしておけが、その家に見栄えがよくなるのです。
見栄えがよくなるということは、その家の評価を上げる効果につながってきます。
毎日見ている外装の損失や色合いにはなかなか気づきにくいものです。
そのために年1回ほど専門業者に点検の依頼をお願いするといいかもしれません。
自分が気づかなかった箇所を修繕してくれることでしょう。
自分の家を宝物にするという気持ちを常に持ちましょう。
マンションでは、建物の安全と資産価値を守るために大規模修繕工事が行われます。
頑丈なマンションでも、日射や雨風の影響を受け続けると徐々に劣化が進みます。
定期的に大規模修繕工事を行って経年劣化の悪影響を抑えれば、建物を長く安全に使えます。
コンクリートの鉄筋が錆びると建物の強度が弱くなるので、劣化が軽い時期に発見して修繕します。
大規模修繕工事では、足場を設置して壁の補修も行います。
工事は入居者の生活にも影響を及ぼすため、事前に説明が行われます。
工事計画を作成して説明会を開催し、入居者の同意を得てから工事が始まります。
大規模修繕工事の計画から着工までの期間は、一般的に1年から2年程度です。
修繕工事を実施する時期は、マンションの劣化状況に応じて判断されます。
工事が始まると建物の周辺には車両や作業員が入るため、窓やバルコニーの使用に制限が設けられるケースもあります。
施工会社は、円滑な工事を進めるためにも入居者とのコミュニケーションが大切になります。